明けましておめでとうございます❣️
1年が早すぎて自分でもびっくりです。
昨年は、公私ともに出会いの多かった1年でした。昨年度は、必要に迫られ多機能型障害児者支援施設どんぐりと居宅介護めだかを開設し、相談支援に至っては、重度者の退院支援が多いこともあって、看護師3人で日々の業務にあたり1月からは、どんぐりの看護師さんにも一部お手伝いをしてもらいます。

昨年度は、子供達との別れも多かった1年でもありました。高齢者とはまた違う意味で自分の子供を見送らなければならない親の思いは、いかほどかと思うと見送ったあとに私の関わりは、これで良かったのかと、自問自答の日々でした。1番印象深かったのは、亡くなった赤ちゃんをママに抱かせてもらった事でした。その時に改めて命の重さとその家族のこれまでの葛藤やその子の生きた証を沢山沢山感じました。もっともっと自分の器を磨き命と真剣に向き合わなければならないな、まだまだ足りないなと思っています。
障害を持って生まれてきた子供達は、不思議な光を放ちます。どの子も。。。本当に天使だと思います。けれども、家族は、その子を受け入れるまでに沢山の時間を要します。また、ディや施設に預けるにもママは、沢山のケアがいる子供達を施設に預けて良いのだろうかという罪悪感を感じながら、そこでも葛藤しながら生きているのです。勇気を振り絞りながら行った市役所の窓口では、言いたい事がうまく伝わらず、制度には当てはまらないとか、利用できませんねとか、簡単に言われて泣き寝入りをしているママの声をどれだけ聞いてきたかわかりません。
私にとっては、気がついたら相対するママ達は、ほとんどが自分の息子や娘の世代で、なんとかしてあげたいし、強く生きて欲しいから、地域の様々な資源をつなぎ合わせていきます。単に公的資源を繋げるだけならば誰でもできます。家族の持っている力を引き出して、兄弟児とともに育児ができる環境をいかに作っていくかが大切だと思いますしママの人生も大切にして欲しいなと思いながらお話を聴かせていただいてます。ケースごとに全て違います。現在、3人で100件あまりを担当しています。一件ずつ丁寧に関わって行きたいと思っています。
そして、何より昨年からは、どんぐりやめだかのスタートで、30名程の心強い仲間が増えました。バンビーノ、どんぐり、めだかは、今年も地域の子供達のために頑張って行きますのでどうぞよろしくお願いします。